起業家の方には是非知っておいていただきたい「地方再生中小企業創業助成金」
会社を設立するにあたってお金を上手く活用することは事業主にとって最も重要です。
ここでは中小企業の事業主の事業主必見の「地方再生中小企業創業助成金」について、対象者や助成金の額についてお話していきます。
地方再生中小企業創業助成金ってどんな支援なの?
地方再生中小企業創業助成金とは「雇用失業情勢の改善の動きが弱い地域」で「雇用創出効果が高い事業」を行う法人や個人事業を設立しており、65歳未満の雇用者が1人以上の企業に助成金を支給する支援です。
(助成金の金額や「雇用創出効果が高い企業」として定められている企業に関しては、地域ごとに内容が異なるためお住まいの地域で確認を行ってください。)
【助成してもらえる金額】
◆創業支援金
・設立から6カ月以内に必要である金額と6カ月以内に支払いを行った金額の合計額の三分の一の金額が支給されます。
また支給額には上限があります。
雇入れ人数が5人以上の場合は「500万円」5人未満の場合は「300万円」と定められています。
(人件費や消耗品に使用した金額は合計金額に加算されません。)
◆雇入れ奨励金
設立から1年以内に労働者を1人以上雇入れ、6カ月以上の雇用をしている場合には一人当たり「30万円」の支給を受けることができます。(限度は100人まで。小企業の場合は50人が限度として定められている)
※助成金は申請後すぐに受給されるものではありません。
助成金を受給できる対象者は?どんな条件があるの?
助成金を受け取るためには「条件」があります。
助成金を受け取るためには申請を行います。申請が受理されなければ助成金を受け取ることはできません。
また、この条件は助成金を受け取るための申請を行うことができる対象者の条件のため「条件を満たしていれば必ず助成金を受け取ることができる」わけではありませんので注意が必要です。
【助成金の申請を行うことができる対象者の条件】
・雇用保険に加入している適用事業主
・中小企業者の要件を満たしている事業主
・対象の地域に事業所を設けていること
・法人、個人事業開発日から6カ月が経過する前に地域再生の「事業計画書」を提出し終え「認定」を受けている事業主
・認定を受けた計画で地域再生業を行っている事業主
・事業に必要な認定許可証を所持している事業主
・2人以上雇用している事業主
この条件を満たしていない事業主である場合は助成金を受け取ることができません。
おわりに
こちらの助成金はあまり知られていないかと思います。起業する前に知っておくと準備もしやすいのでご参考していただければ幸いです。