少しでも余裕のある生活を送りたい。
そう思っているシングルマザーの方は多いと思います。
母子家庭の支援制度はいくつかありますが、この「住宅手当」をご存知の方は少ないのではないでしょうか?
今日はあまり知られていない「母子家庭の住宅手当」について綴ってきます。
<1.母子家庭住宅制度の概要>
民間のアパートに住む母子家庭に対し、生活の安定を図るため家賃の一部を助成する制度です。また、経済的負担を軽減する目的もあります。
<2.受給対象者>
☑前年度の所得が一定額に満たない。
☑生活保護を受けていない。
☑20歳未満の子供を養育している母子家庭の世帯主。
☑市内に6カ月以上住んでいる。
☑市内の民間アパートに住んでいる。また、その居住地に住民票がある。
☑月に10,000円以上の家賃を支払っている。
<3.申請に必要な書類等>
☑児童扶養手当証書または戸籍謄本
☑直近の住民税課税証明書
☑賃貸借契約書
☑請求人の預金口座の情報
☑印鑑
<4.所得制限限度額>
限度額は子供の人数によって異なります。
<5、住居手当の支給金額>
支給金額ですが、各自治体によってことなります。下記は一部の地域になりますが、都心は母子家庭の住宅手当制度を取り入れている自治体が多く感じました。
<6.手当の支払日>
手当の支払日も、自治体によって異なります。年3回~4回にわけて支給される自治体が多いようです。
<7.現況届>
年1回の現況届が必要となります。きちんと申請しないと継続的に支給されない可能性があります。余裕をもって確認し、忘れないように申請しましょう。
※自治体によって上記の要件等、変わることがありますので、詳しくは各自治体へお問い合わせください。また、実施していない自治体もございます。