近年では省エネ化が進んでおり、住宅に限らず企業でも導入する所が増えているように感じます。コスト削減や環境問題への貢献にも繋がります。そこで今日は、新エネルギーや省エネ機器を導入する際に活用できる補助金を綴って参ります。
<1.概要>
地球温暖化の原因となる温室ガスの削減に向けて、区内集合住宅や事業所に新エネルギーおよび省エネルギー機器などを導入する中小企業(個人事業者も含む)、管理組合等に、設置に必要な経費の一部を補助する事業です。
<2.申請期間>
☑2019年4月15日(月)~2020年2月28日(金)
※事業所用LED照明については、2019年5月7日(火)~2020年2月28日(金)
<2.補助額等>
(ア)集合住宅用太陽光発電システム
要件等 |
補助額(千円未満切り捨て) |
補助金総額 |
下記のいずれかを満たす機器
①一般社団法人電機安全環境研究所の太陽電池モジュール認証を受けたもの。
②国際電気標準会議のIECEE-PV-FCS制度に加盟する海外認証機関による太陽電池モジュール認証を受けたもの。
③①②の要件と同等と求めるもの。 |
☑100,000円/kW
※kWは小数点第三位以下を切り捨てます。
☑上限:300,000円 |
☑750万円 ※個人住宅用太陽発電システムとの合計金額となります。 |
(イ)集合住宅共用部LED照明
要件等 |
補助額(千円未満切り捨て) |
補助金総額 |
下記の条件をすべて満たすもの
①照明器具の取り付け方が、つり下げ形、じか付け形、埋め込み形、または壁付け形のものであること。(卓上スタンド、その他のコンセント設備を使用するものは除きます。)
②既設照明器具からLED照明器具への交換工事を伴うこと。ただし、下記は対象外となります。
・LED照明器具からLED照明器具への交換。
・既設照明器具にそのままLEDランプを装着すること。
・既設照明器具の一部を改造する工事。
|
☑施行経費の50%
☑上限:30万円 |
☑750万円 |
(ウ)事務所用太陽光発電システム
要件等 |
補助額(千円未満切り捨て) |
補助金総額 |
下記のいずれかを満たす機器
①一般財団法人電気安全環境研究所の太陽電池モジュール認証を受けたもの
②国際電気基準会議のIECEE-PV-FCS制度に加盟する海外認証機関による太陽電池モジュール認証を受けたもの。
③①②の要件と同等と認めるもの。 |
☑100,000円/kW
※kWは小数点第三位以下を切り捨てます。
☑上限:800,000円 |
☑80万円 |
(エ)事務所用LED照明
要件等 |
補助額(千円未満切り捨て) |
補助金総額 |
区の中小企業者省エネルギー対策支援を受け、LED照明設置の提案を受けたもの。 過去に区の省エネルギー診断を受け、LED照明設置の提案を受けた方も対象となります。 |
☑施行経費の50%
☑上限:40万円 |
☑400万円 |
※その他、条件等ございます。
<3.対象者>
(1)中小企業者(個人事業者含む) |
区内に就業住宅または事業所を所有し(もしくは所有しようとする)、当該住宅や事業者に機器を設置しようとする中小企業者 |
(2)管理組合等 |
区内に集合住宅を所有し、当該住宅に機器を設置する管理組合等 |
(3)共通(すべての満たす方が対象) |
・導入する機器が未使用品であること。
・過去にこの制度に基づく同一機器の補助を受けていないこと。
・法人事業税、または個人事業税を滞納していないこと。(管理組合等は除く)
・2020年3月13日(金)までに設置完了報告書および添付書類を提出できること。 |
<4.おわりに>
該当する方は、活用を検討するのもよいかもしれませんね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。