中小企業の革新的サービスの事業化を行っている方には、知っておいていただきたい「革新的サービスの事業化支援事業」という補助制度をあなたはご存知でしょうか?
設備投資の資金確保や新商品の開発、展示会の出展など企業を活発にしていくには必ず多額のお金がかかってしまい、なかなか事業化を進めることができない中小企業をサポートするための補助制度である「革新的サービスの事業化支援事業」について分かりやすくお話していきたいと思います。
東京都で事業化に取り組む中小企業の事業主の方は、是非チェックしてみてくださいね。
革新的サービスの事業化支援事業とは?どんな支援を受けることができる?
東京都内で事業を営む中小企業をサポートするための助成制度である「革新的サービスの事業化支援事業」は一体どのような助成制度なのでしょうか?
【革新的サービスの事業化支援事業って何なの?】
革新的サービスの事業化支援事業は平成29年にできた助成制度です。
革新的サービスの事業化支援事業は、東京都で革新的サービスの事業化を取り組む中朝企業をサポートするための補助金制度のことを言います。
マーケティング調査委託費や開発費、設備導入費などにかかる費用を補助するために、最大で2000万円の補助金を2年の間、受給することができる制度になります。
その他にも、専門家によって「ハンズオン支援」も受けることができます。
※ハンズオン支援とは?
経営や技術、財務などの専門家を企業に長期派遣してもらうことができる制度で、企業の発展のために適切なアドバイスを専門家からその都度受けることができるシステムです。
月に2,3回のアドバイスを約6カ月~12カ月にわたって受けることができます。
【対象となる事業主】
・東京都当てがすでに実施している事業で、優れたビジネスモデルとして表彰/助成/支援を受けた事業主であること
・または、国や自治体などが主催のビジネスプランコンテストで優れたビジネスモデルとして入賞したことがある事業主であること
【助成額】
・助成金受給対象の費用の2分の1の金額を助成金として受け取ることができる(上限額は2000万円まで)
革新的サービスの事業化支援事業を有効に利用しよう
革新的サービスの事業化支援事業についてお話ししましたが、いかがだったでしょうか?
東京都で中小企業を営む事業主の方は、このような制度があるということだけでも知っておいていただけると幸いです。
条件を満たしている事業主 の方は、是非申請して助成を受けてみてください。