近年、訪日外国人の観光客が増加傾向にあります。そこで今日は、「観光先進国」の実現に向けて設置された支援制度について綴っていきます。
<1.目的・概要>
訪日外国人を含む旅行者のために、無料Wi-Fi環境整備、多言語対応やキャッシュレス決済対応、講習トイレの整備など、観光地における旅行環境の取り組みを集中的に支援する取り組みです。
「観光先進国」の実現に向けて、公共交通機関の駅などから個々の観光スポットに至るまでの散策エリアにおける「まちあるき」の満足度の向上を図るために、官公庁が認定した「旅行環境まるごと整備計画」に基づき、訪日外国人旅行者のニーズが特に高い取り組み等を一体的に進める事業を集中的に支援するものです。
<2.応募期間>
★整備計画公募期間:令和元年5月10日(金)~6月28日(金)※17時必着
★要望書受付期間:令和元年7月~10月31日(木)※17時必着
<3.補助対象事業者>
①地方公共団体
②民間事業者及び協議会等
<4.補助率>
☑補助対象経費の1/2以内
<5.補助対象経費>
①多言語観光案内標識の一体的整備 |
②無料公衆無線LAN環境の面的整備 |
③地域の飲食店、小売店等における多言語対応・先進的決済環境の整備 |
④講習トイレの洋式便器の整備及び清潔等機能向上 |
⑤外国人観光案内所の整備・改良 |
⑥観光拠点情報・交流施設の整備・改良 |
⑦外国人観光案内所における非常用電源装置及び情報端末への電源供給機器の整備 |
<6.書類の提出先>
★最寄りの地方運輸局等
<7.おわりに>
年々、何に対しても機械化が進んでいるので、このような支援制度は地域やお店の支えにもなり、観光客の増加へも繋がりますね。機械化が進むということはそれに対応した機器の導入や改良が必要で、資金面でも圧迫することもあると思います。該当する方がいらっしゃいましたら、視野に入れてみるのもよいかもしれません。
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。