今年から働き方改革が実施されますね。これから綴る助成金は、は働き方改革の推進に向けた支援制度でもあります。では解説していきます!
<1.概要>
全ての人々がいきいきと働き、活躍できる社会実現に向け、東京都は2020大会の交通混雑緩和に向けた交通需要マネジメントとテレワーク、時差Bizなどの取り組みを一体的に推進しているようです。そして、この取り組みの一環としてテレワーク環境の整備、助成の新規採用、職域拡大を目的とした設備などの整備を支援するため、費用の一部を助成する制度です
<2.助成内容>
①テレワーク活用推進コース
☑働き方改革の推進に向けたテレワーク環境の整備を支援するため、テレワーク機器導入に係る費用、民間サテライトオフィスの利用に係る費用の一部を助成。
助成対象 |
対象費用の一例 |
助成率等 |
在宅勤務・モバイル勤務等を可能とする情報通信機器等の導入によるテレワーク環境の整備 |
①モバイル端末等整備費用
②ネットワーク整備費用
③関連ソフト利用料
④システム構築費用
⑤上記、環境構築を専門業者に一括委託する経費 |
☑助成率:1/2
☑限度額:250万円 |
サテライトオフィスでのテレワーク導入に伴う民間サテライトオフィスの利用 |
民間サテライトオフィスの利用に係る経費 |
☑助成率:1/2
☑限度額:250万円 |
②女性の活躍推進コース
☑女性の新規採用や職域拡大などを目的とした、女性専用設備等の職場環境整備に係る費用の一部を助成。
助成対象 |
対象費用の一例 |
補助率等 |
助成の採用や職域拡大を目的とした設備などの整備 (新設・改修) |
①ロッカー
②トイレ
③ベビールーム
④仮眠室
⑤工事現場に設置される仮設トイレなどの整備費用 |
☑助成率:2/3
☑限度額:500万円 |
<3.申請対象者>
①テレワーク活用推進コース |
常時雇用する労働者が2名以上999名以下で、東京都内に本社または事業所を置く中堅・中小企業等であること。 |
②女性の活躍推進コース |
常時雇用する労働者が2名以上300名以下で、東京都内に本社または事業所を置く中小企業者等であること。 |
<4.おわりに>
働くうえで、職場環境はとても大事だと感じております。環境がよいと、仕事のやる気も増すような気がします。助成内容に該当する場合は、申請することを視野に入れてみるのもよいかもしれません。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。