補助金と助成金ノート

北陸の田舎で経理(13年)をしております。主に実体験を踏まえた補助金や助成金について綴ります。

2019年度【事業所における備蓄物購入の費用助成(千代田区)】を活用して、いざというときの防災体制を整えよう!

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近年、毎年のように自然災害が多発しております。そこで今日は、万が一の時に役立つ備蓄品に関する助成事業について綴っていきます。

 

 

 

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<1.概要>

 

地域の防災体制の整備拡大を図るために、千代田区内の事業者が災害時に必要な物資などを備蓄し、資材を確保するための購入費用の一部を助成する事業です。

 

 

<2.助成率等>

 

(1)町会に加入し、その活動に恒久的に参加していて、かつ推薦がある事業所

☑補助率:2/3

☑上限:10万円

(2)上記以外の事業所

☑補助率:1/3

☑上限:10万円

 

 

<3.対象物資>

 

 

①水(保存期間が納品日から5年以上のもの)

②食料(保存期間が納品日から3年以上のもの)

③毛布・アルミブランケット・寝袋

④携帯トイレ

⑤ヘルメット

⑥携帯ラジオ

⑦懐中電灯・ランタン

※原則、①~⑦までの物資のみ助成対象です。また、上記の物資がセットとなっているものなどで、上記以外の物資が含まれるセットについては、助成対象外となります。

 

 

<4.対象者>

 

区内で事業を営んでいる事業者で、下記の条件を全て満たす方です。

 

(ア)従業員がおおむね5人以上300人未満であること。

区内以外にも事業所を有する場合、区外の従業員も従業員数に含みます。また、正社員に準じた労働形態で勤務しているパートなどの従業員も含みます。ただし、助成対象となる従業員は、区内に勤務する従業員数のみです。

 

(イ)最近1年間に納付すべき法人事業税および法人都民税を完納していること。

 

(ウ)過去3年間にこの助成金を受けていないこと。

 

同一の法人であって、区内に複数の事業所や営業所などを有する方については、町会の区域ごとに申請が必要となっております。

※当該事業所の物資のみが対象となります。他事業所分は認められませんのでご注意ください。

 

その他、条件などがございます。こちらは、予算の関係で受付を終了する場合があるようです。

 

 

<5.おわりに>

 

自然災害はいつ起こるかわかりません。備えていればいざという時、役に立つので、活用を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。