補助金と助成金ノート

北陸の田舎で経理(13年)をしております。主に実体験を踏まえた補助金や助成金について綴ります。

2019年【新製品・新技術開発補助事業(葛飾区)】を活用して研究開発をしよう!

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企業にとって、研究開発は必要不可欠なものです。しかし資金面での問題もあり、なかなか着手できない企業も多いのではないでしょうか?そんな時に活用できる、葛飾区の補助事業について説明してきたいと思います。では、見ていきましょう。

 

 

 

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<1.概要>

 

葛飾区内製造業である中小企業及び創業から間もない起業家が行う製品・技術に関する研究開発に対して要した経費の一部を補助する事業です。

 

 

<2.対象者>

 

①中小企業基本法第2条第1号に規定する製造業を営む中小企業であること。

②区内に主たる事業所を有し、引き続き1年以上事業を営んでいること。

(区内創業企業は1年未満でも可能となっております。)

③研究開発に係る事業を計画的に行っていること。

④この補助金の交付を受けた年から1年間経っていること。

⑤補助金の交付を申請する日の属する年度における次に掲げる税を滞納していないこと。

 

(ア)法人:法人都民税

(イ)個人事業者:葛飾区の特別区民税(区外在住の方は、葛飾区の特別区民税及び居住地の区市町民税)

⑥申請期間内で事業が完了すること。

 

 

<3.補助額等>

 

補助額は、予算の範囲内として下記の通りとなります。

 

種類

補助額

(1)一般企業支援

☑1/2以内で100万円を超えない額

 

(千円未満は切り捨て)

(2)起業家支援

☑2/3以内で150万円を超えない額

 

(千円未満は切り捨て)

(3)産学連携支援

(研究機関との共同)

☑1/2以内で150万円を超えない額

 

※区内大学との共同事業の場合は2/3以内で200万円をこえない額

 

(千円未満は切り捨て)

 

 

<4.受付期限>

 

☑2019年6月28日(金)

 

 

<5.補助対象期間>

 

☑2019年4月1日~2022年3月31日まで

 

 

<6.補助対象事業>

 

・従来品と比較し、性能・品質または付加価値が著しく向上する新製品の研究または開発。

・機械、器具または装置の省力化、高性能または自動化の為の技術の研究または開発。

・その区内産業の活性化に寄与する区長が認める技術等の研究または開発。

 

 

<7.補助対象経費>

 

2019年4月1日から2022年3月31日までの期間中、試作品研究開発に係る補助対象事業に支出する下記の経費が対象となります。

 

①研究又は開発に係る原材料や副資材の購入に必要な経費

②研究又は開発に係る機械装置の借入に必要な経費

③研究又は開発に係る工具又は器具の借入に必要な経費

④研究又は開発に係る外注による加工に必要な経費

⑤研究又は開発に必要な一部委託に要する経費

⑥研究又は開発に係る工業所有権の導入に必要な経費

⑦研究又は開発に係る技術指導の受け入れに必要な経費

⑧大学などに対し、支払う連携に必要な経費

⑨前号に掲げる経費の他、区長が適当と認めたもの

 

 

<8.おわりに>

 

対象となる企業様は、活用を視野に入れてみてはいかがでしょうか?なにかの参考になれば幸いです。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。