補助金と助成金ノート

北陸の田舎で経理(13年)をしております。主に実体験を踏まえた補助金や助成金について綴ります。

2019年【先進的防災技術実用化支援事業】について

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東京都で事業を営む事業主や、個人事業主を支援するための「先進的防災技術実用化支援事業」について詳しく分かり易く解説していきたいと思います。

 

先進的防災技術実用化支援事業は、自然災害や大規模な事故災害がいつ起こっても対応できるように「都市防災力」を向上させていかなければならない東京を支援する補助制度になりますので、東京都で事業を営んでいる事業主や個人事業主は、この補助制度を把握しておくようにしましょう。

 

 

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先進的防災技術実用化支援事業はどんな補助制度なの?

 

先進的防災技術実用化支援事業は、東京都内で事業を営む中小企業者や個人事業主を対象とした補助制度で、都市防災力を高めるための優れた技術や製品、試作品の改良や実用化に必要になる費用の一部を助成する仕組みになります。

費用の助成だけではなく、助成後の普及促進も支援してもらうことができます。

 

【先進的防災技術実用化支援事業の対象者】

201961日の時点で、東京都内に登記簿上の本店または支店を有しており、実質的に1年以上事業を営んでいる中小企業者、または東京都内に開業届出を有している個人事業主

201961日の時点で、改良の基礎となる技術や製品、試作品を有する者

・助成事業の成果を活用して、都内で引き続き事業を営む予定がある者

 

その他にも不明点がある場合は、下記の問い合わせ先に各自で問い合わせるようにしてください。

 

【申請・問い合わせ先】

助成課

101-0022

東京都千代田区神田練塀町3-3大東ビル4

電話:03-3251-78947895

 

先進的防災技術実用化支援事業で受給できる金額は?

 

先進的防災技術実用化支援事業で受け取ることができる金額には2種類あり普及促進フェーズは改良・実用化フェーズの助成を受けた後にしか受け取ることができませんので注意するようにしてください。

先進的防災技術実用化支援事業で受給できる金額は、以下のようなものになります。

 

【改良・実用化フェーズの場合】

助成対象:実用化に必要になる改良経費

期間:19カ月

助成率:3分の2以内

助成限度額:最大1000万円

 

【普及促進フェーズの場合】

助成対象:先導的ユーザーの導入費用・展示会出展・広告費

期間:改良・実用化フェーズ完了後1年間

助成率:2分の1以内

助成限度額:最大350万円

 

受けられる補助制度を把握して事業を営んでいくようにしよう!

 

今回は、先進的防災技術実用化支援事業についてお話してきましたがいかがだったでしょうか?内容を把握していただくことができましたでしょうか?

東京都で事業を営んでいる事業主や、個人事業主の方は必ず先進的防災技術実用化支援事業について把握しておくようにしましょう。