今日はかなり専門分野になりますが、タイトル通りの公募について解説していきます。この事業は簡単に説明すると、一緒にプロジェクトへ参加する研究者はいませんか?という、希望型の公募となります。補助金や助成金とは少しかけ離れますが、個人的に興味があったので綴らせていただきます。
<1.件名>
☑「超先端材料超高速開発基盤技術プロジェクト」(研究対象の追加)
計算機支援次世代ナノ構造設計基盤技術・材料データ構造化AIツール開発
<2.事業概要>
本事業は、次世代の材料開発の基盤技術開発として、材料開発と計算科学の融合や連携によって革新的機能性材料の創成・開発を加速し、競争力の高い日本の素材産業の優位性を確保することを目的としています。革新的な材料開発基盤の構築により、従来の材料開発と比較して試作回数・開発期間1/20の短縮を目指すものです。
<3.事業内容>
今回の追加公募しおいては、データマイニングなどを活用して、技術文書から材料開発に必要な情報を収集するための技術開発に関する提案を募集するようです。
<4.公募期間>
☑2019年4月12日(金)~2019年5月20日(月)
※提出期限は2019年5月20日(月)午後3時必着
<5.事業期間>
☑2019年度から2021年度までの最長3年間
<6.事業規模>
2019年度事業規模は26.5億円ですが、そのうち今回公募分は3億円。ただし、事業規模については変動がある場合があります。
<7.対象者>
単独または複数で受託を希望する企業や大学、研究機関など
※その他、定められた対象条件等があります。管轄の機関へお問い合わせください。
<8.おわりに>
私たちの知らないところでは、このような企業や研究機関等の連携による開発や研究または課題解決が行われているからこその、暮らしやすさ・生活のしやすさが存在するのかと考えさせられました。何気ないことでも、裏には努力してくれた方々がいるお蔭なんだなぁと。生活に限らず、いろんなところに連鎖する思いです。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。